NEW 大阪・長居植物園に常設しているチームラボによる夜の野外ミュージアム「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」に新たな作品が追加。色を変え、色特有の音色を響かせながら呼応し、連続していく光の球体《浮遊する、呼応する球体》が公開

大阪・長居植物園に常設しているチームラボによる夜の野外ミュージアム「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」に新たな作品が追加。色を変え、色特有の音色を響かせながら呼応し、連続していく光の球体《浮遊する、呼応する球体》が公開

大阪市の長居植物園に常設しているチームラボによる夜の野外ミュージアム「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」に新たな作品が加わりました。色を変え、色特有の音色を響かせながら呼応し、連続していく光の球体《浮遊する、呼応する球体》の詳細を紹介をします。

また、2月22日(土)から公開された、大池に浮かぶランプが桜色に光り輝き変化していく《大池に浮遊する呼応するランプ - 曖昧な桜》も注目の作品です。

※以下、画像とテキストは、情報提供を受けてプレスリリースから引用

「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」とは?

ハイライト動画「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」
大阪、大阪市長居植物園 ©︎ チームラボ

「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」は、長居植物園内の草木や池、生態系や環境を使った作品群による、夜の野外ミュージアムです。花や草木などの植物が作品の一部となっており、春夏秋冬、植物園の四季と共に移り変わっていきます。 自然が自然のままアートとなる世界を体験できます。

【新作作品】浮遊する、呼応する球体 / Floating, Resonating Spheres

「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」浮遊する、呼応する球体

チームラボ《浮遊する、呼応する球体》©チームラボ 
※参考画像

光の球体は、それぞれ自律しています。球体は、人が叩くと、もしくは、風が吹いた時、色を変え、色特有の音色を響かせます。その周辺の球体も次々と呼応し、同じ色に変化し音色を響かせながら連続していきます。

光の球体は、風が静かで人々が何もしない時、ゆっくりと明滅をはじめます。

※強風により、展示されない場合があります。
※21:00までの展示です。

【季節展示】大池に浮遊する呼応するランプ – 曖昧な桜 / Floating Resonating Lamps on Oike Lake – Ambiguous Cherry Blossom

「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」大池に浮遊する呼応するランプ - 曖昧な桜

チームラボ《大池に浮遊する呼応するランプ – 曖昧な色 》
©チームラボ

大池に浮かぶランプは、それぞれ自律し浮遊している。
人がランプの近くで立ち止まっていると、もしくは風に吹かれて傾くと、強く輝き音色を響かせる。その周辺のランプも次々に呼応し、光を輝かせ音色を響かせ池の中央に浮かぶ小島の木々にまで連続していく。人々はきっと、同じ空間にいる他の人々の存在を感じるだろう。

ランプは、風が静かで人々が近くにいない時、ゆっくりと明滅をはじめる。

常設作品(一部紹介)

風の中の散逸する鳥の彫刻群 / Sculptures of Dissipative Birds in the Wind

「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」風の中の散逸する鳥の彫刻群

チームラボ《風の中の散逸する鳥の彫刻群》
©チームラボ

生命の存在の輪郭は、肉体の境界面ではなく、それらと連続する環境も含めた、曖昧なものである。

この作品は、実際に周辺を飛ぶ鳥が、周辺の環境に連続的に与えるエネルギーを描き続ける、巨大な彫刻群。

鳥が飛ぶと、そのエネルギーは、空気などの環境を動かしていく。
吹いている風の中に、今この瞬間に飛んでいる鳥と、そして、今日の日の出から日の入りまでの間に飛んだ鳥の記憶が重なりあいながら、鳥がこの世界に与えたエネルギーを描いている。

彫刻群の周りに鳥が飛ばなければ、この彫刻群は真っ暗で闇に溶け込み、作品は存在しないに等しい。
彫刻群のある池の島には、鳥にとって良い環境にするため、鳥が食べる虫が集まる草木などを植えている。彫刻群の周辺に植えられたこれらの草木に鳥が集まることにより、この彫刻群は成り立っている。しかし、鳥は、そして虫も、池の島の草木だけで存在しているわけではなく、広大な植物園の森と池の生態系によって存在する。

この彫刻群の存在の輪郭もまた、物質的な彫刻の境界面ではなく、周辺の環境に対して連続的で曖昧である。

Walk, Walk, Walk – 二次林

「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」Walk, Walk, Walk - 二次林

チームラボ《Walk, Walk, Walk – 二次林》
©チームラボ

森の木々沿いを、匿名で多様な肖像群が歩き続ける。

人々は、何かを選び、そして何かを捨て、彼らと対峙しながら鑑賞する。

禅の言葉に「歩歩是道場(ほほこれどうじょう)」という言葉がある。作品の登場人物は、いろいろな出来事に対峙しながら、終わりなく歩き続ける。人々もまた、次々に歩いて来る作品世界の登場人物と対峙していくことになるだろう。

作品は、コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として以前の状態が複製されることなく、永遠に変化し続ける。今この瞬間の絵は二度と見ることができない。

ツバキ園の呼応する小宇宙 – 固形化された光の色, Dusk to Dawn

「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」ツバキ園の呼応する小宇宙 - 固形化された光の色, Dusk to Dawn

チームラボ《ツバキ園の呼応する小宇宙 – 固形化された光の色, Dusk to Dawn》
©チームラボ

日中と日没後で様子が変わるOvoid(卵形体)が密集するツバキ園。

太陽の下では、Ovoidは周りの世界を映しはじめる。
太陽が沈むと共に、Ovoidは自ら光り輝き出す。Ovoidは人に押されると、もしくは風に吹かれたり、雨に当たると、その光を強く輝かせ音色を響かせ、自ら立ち上がる。周辺のOvoidも次々に呼応し、同じ光を輝かせ、同じ音色を響かせ連続していく。

Ovoidは、風が静かで人々が何もしない時、ゆっくりと明滅をはじめる。
Ovoidは、光だからこそ発色できる61色の「固形化された光の色」で変化していく。

自立しつつも呼応する生命の森 – ユーカリ

「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」自立しつつも呼応する生命の森 - ユーカリ

チームラボ《自立しつつも呼応する生命の森 – ユーカリ》
©チームラボ

ユーカリの広場に密集して立ち続ける光のovoid(卵形体)は、それぞれ自律している。人にかき分けられたり、風に吹かれたりして倒れると、立ち上がりながら光の色を変え、色特有の音色を響かせる。その周辺のovoidにも次々に呼応し、同じ色に変化し音色を響かせながら、連続していく。光のovoidは、風が静かで人々が何もしない時、ゆっくりと明滅をはじめる。

ovoidの奥から光が押し寄せてくれば、向こうに人がいることを意味する。人々はきっと、同じ空間にいる他の人々の存在を普段より意識するだろう。

チームラボとは?

アートコレクティブ。2001年から活動を開始。集団的創造によって、アート、サイエンス、テクノロジー、そして自然界の交差点を模索している国際的な学際的集団。アーティスト、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、様々な分野のスペシャリストから構成されている。

チームラボは、アートによって、自分と世界との関係と新たな認識を模索したいと思っている。人は、認識するために世界を切り分けて、境界のある独立したものとして捉えてしまう。その認識の境界、そして、自分と世界との間にある境界、時間の連続性に対する認知の境界などを超えることを模索している。全ては、長い長い時の、境界のない連続性の上に危うく奇跡的に存在する。

ニューヨーク、ロンドン、パリ、シンガポール、シリコンバレー、北京、メルボルンなど世界各地でアート展を開催。ミュージアム・大型常設展を、東京(チームラボボーダレス、チームラボプラネッツ)、ジッダ(teamLab Borderless Jeddah)、マカオ(teamLab SuperNature Macao)などで開館した他、今後もアブダビ、ハンブルク、京都などでオープン予定。

チームラボの作品は、ビクトリア国立美術館(メルボルン)、ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館(シドニー)、南オーストラリア州立美術館(アデレード)、オーストラリア国立美術館(キャンベラ)、アモス・レックス(ヘルシンキ)、ロサンゼルス現代美術館(ロサンゼルス)、サンフランシスコ・アジア美術館(サンフランシスコ)、ボルサン・コンテンポラリー・アート・コレクション(イスタンブール)、アジア・ソサエティ(ニューヨーク)などに収蔵されている。

チームラボ公式サイトhttps://www.teamlab.art/jp/
SNS一覧

開催概要

ミュージアム名チームラボ ボタニカルガーデン 大阪
営業時間2025年3月10日(月)〜 3.31(月)18:45〜21:30
2025年3月11日(火) 〜 3.31(月)18:45〜21:30
2025年4月1日(火)〜4.20(日)19:00〜21:30
2025年4月21日(月)〜 5.2(金)19:15〜21:30
2025年5月3日(土)〜5.6(火)19:15〜21:45
2025年5月7日(水)〜6.1(日)19:30〜21:30
2025年6月2日(月)〜 7.31(木)19:15〜21:30

※最終入場時間は20:30です。(5月3日〜5月6日は20:45)
※開催時間はシーズンによって異なります。
※最終入場時間後に来られた場合はご入場いただけません。遅れずにご来場ください。
※園内は暗く、悪路が多いです。スニーカーなど、歩きやすい靴でご来場ください。
※屋外展示のため、防暑・防寒対策のご用意をお願いします。 季節によって、虫よけスプレーの活用や、長袖や長ズボンなど肌の露出を避けた服装でお越しください。
※園内は非常に広いです。お時間に余裕をもってお越しください。
休み不定期
会場長居植物園
住所大阪市東住吉区長居公園1-23
MAP
公式チケットサイトhttps://botanicalgarden.ticket.teamlab.art/#/order
チケット購入先公式チケットサイトからの事前購入を推奨しております。
1)公式チケットサイトにて購入したチケットのみ、チケットの日付変更が「3回まで」可能です。
※当日21:00まで変更可能です。
2)荒天時の中止情報などの最新情報を、購入時のメールアドレスへお知らせします。
※公式チケットサイト以外で購入したチケットは、購入後の変更・キャンセルはできません。
長居植物園サイトhttps://botanical-garden.nagai-park.jp/
長居公園サイトhttps://nagaipark.com/
主催チームラボ ボタニカルガーデン 大阪合同会社
協賛大阪芸術大学
後援大阪市・大阪観光局・ヤンマーホールディングス株式会社・Osaka Metro・近畿日本鉄道株式会社・西日本旅客鉄道株式会社
協力一般財団法人 大阪スポーツみどり財団
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