NEW 『奇界遺産』シリーズや『クレイジージャーニー』で人気の佐藤健寿写真展「U.F.O.」が東京・キヤノンギャラリー S にて開催

『奇界遺産』シリーズやTBS系『クレイジージャーニー』で人気の写真家 佐藤健寿氏の写真展「U.F.O.」が東京・キヤノンギャラリー S にて2025年5月15日(木)から2025年6月24日(火)まで開催。佐藤健寿写真展「U.F.O.」の見どころなどをご紹介します。
佐藤健寿写真展「U.F.O.」概要

世界各地の〝奇妙なもの〞を対象に、博物学的・美学的視点から撮影を続けている写真家、佐藤健寿氏。およそ20年もの長きにわたり、世界を旅しながら、多様な文化や民俗、そして、その土地土地に生きる人々の姿を見つめてきました。
佐藤健寿写真展「U.F.O.」では、2003年の初期作品から2025年の新作まで氏の旅の軌跡を通して、摩訶不思議な世界だけでない、ニュートラルな視線で撮影された作品140点を展示いたします。





佐藤健寿コメント
唐突に、ある光景を思い出すことがある。
およそ20年近くも世界をうろうろしていると、旅の中で見た膨大な光景が、いつしか記憶の中で混ざり合って、突然、頭の中でフラッシュバックするのだ。記憶の彼方から現れる光景は、いつも支離滅裂で、限りなく未知に近い。
引き出しの奥から突然出てきた古い写真のように、本来の場所から切り離されて、意味を失くした光景。ここはポンペイ島の蒸し暑いホテルか、ペルーのうら寒い安宿か、極寒のヒマラヤの山小屋か、ポルトガルの小さな教会か、薄汚れた西安の食堂か、あるいはネバダの砂漠、エリア51近くのモーテルだったか。
映画を見た夜、何気ないワンシーンがふいに蘇るように、フラッシュバックするのは、旅の最中は意識すらしなかった、名前も知らない景色ばかりだ。そして次には、それが果たしてどこに属すべきものだったかをしばし考える。自分は本当に、ここにいたのだろうか。
旅から帰って写真を眺めるたび、撮ることができたものよりも、撮れなかったもののことを考える。写真に写せなかったもの、あるいは写らなかったもの。何かを撮影するということは、それ以外の何かを切り捨てることと同義だ。
未知のもの/ Unknown、忘却したもの/ Forgotten、見過ごしたもの/ Overlookedーーー写真が世界のネガとしてあるように、見えるものとは、常に見えないものの反照にすぎない。
佐藤健寿
佐藤健寿プロフィール
写真家。『奇界遺産』シリーズ(エクスナレッジ)は写真集として異例のベストセラーに。ほか著書に『世界』『PYRAMIDEN』、『CARGO CULT』など。TBS系「クレイジージャーニー」ほか出演多数。写真展は過去、ライカギャラリー東京/京都、高知県立美術館、山口県立美術館、群馬県立館林美術館などで開催。「佐藤健寿展奇界/世界」は全国で巡回し13万人を動員。
開催概要
写真展名 | 佐藤健寿写真展「U.F.O.」 |
会期 | 2025年5月15日(木)〜6月24日(火) |
時間 | 10:00~17:30 |
休館日 | 日曜日・祝日 |
会場 | キヤノン S タワー1階 キヤノンギャラリー S |
住所 | 〒108-0075 東京都港区港南2-16-6 キヤノン S タワー 1F・2F |
MAP | |
入場料 | 無料 |
写真展紹介サイト | https://personal.canon.jp/event/photographyexhibition/gallery/sato-ufo |
ギャラリー公式サイト | https://personal.canon.jp/showroom/gallery |
SNS一覧 |
※画像とテキストは、情報提供を受けてプレスリリースから引用
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