寺倉京古による個展『雲のまにまに / Where the Clouds May Lead』を東京・ホワイトストーンギャラリー銀座新館にて2025年5月30日から開催
83 Views 開催終了

磁土による技法と陶土による手びねりや磁土によるキャスティングなど陶芸の素材と技法を用いて、子どもをモチーフとした立体を特色とする寺倉京古の個展『雲のまにまに / Where the Clouds May Lead』が東京・ホワイトストーンギャラリー銀座新館にて2025年5月30日(金)から6月21日(土)まで開催。
INDEX [CLOSE]
『雲のまにまに / Where the Clouds May Lead』概要

”雲は風に流されて動く。雲を動かす風には、地球が回ることで生まれる大きな流れと地上付近で生まれる不規則な流れがある。雲の流れは、私たちの人生の必然と偶然の成り行きとも捉えられる。
雲は無数の小さな水と氷の粒が浮かぶものであり、水がこの地球の中で循環するひとつの状態である。すべての生命もまた同様に常に移り変わり、生まれては死ぬ運命のなかで、私たちの命も歴史の大きな流れの一部としてこの世界を巡っていく。
たゆたう雲の上から私たちの運命と偶然の成り行きを見守り、私たちの心にそっと寄り添う存在として、現実とは離れた、夢の中の様な神仏の領域ともいえる様な場所に住まう意識の深層にある「こども」たちの姿を表現した。”
寺倉京古がたゆたう雲に託す人生の予測不可能な行程、子どもの無垢さが湛える不可侵な神々しさが具現化された世界をご堪能ください。
『雲のまにまに / Where the Clouds May Lead』作品紹介
彩雲より見守る

寺倉京古《彩雲より見守る》2025, 58.0 x 32.0 x 47.0cm, 陶土
深い眠り
寺倉京古《深い眠り》2025, 28.0 x 22.0 x 21.5cm, 陶土
寄り添う

寺倉京古《寄り添う》2025, 27.0 × 19.0 × 49.0 cm, 陶土
寺倉京古(てらくら・みやこ)プロフィール

1994年岐阜県生まれ。2017年東京藝術大学卒業。2020年同大学院修士課程工芸専攻(陶芸)修了。2018年ポーランドのヴロツワフ美術大学にErasmus+奨学生として留学。
陶土による手捻りや磁土によるキャスティング技法など陶芸の素材と造形法を用いて、「子ども」をモチーフとした立体作品を制作。子どもという存在は、無垢の象徴であり誰しものかつての姿であるからこそ、混沌とした現代を生きる私たちの心に寄り添い、願いを託すことができる存在ではないだろうか。
焼き物は、柔らかな土から焼成によって私たちの命よりも長く残る強固な物質へと変化する。そんな焼き物を素材として、心の中の「こども」の姿を探究しつづけることで、この先の未来への願いを託し我々の想いをのせる器として永く残る作品となることを目指している。
開催概要
展覧会名 | 寺倉京古展『雲のまにまに / Where the Clouds May Lead』 |
会期 | 2025年5月30日(金)〜6月21日(土) |
時間 | 11:00〜19:00 |
休館日 | 日曜・月曜 |
会場 | ホワイトストーンギャラリー銀座新館 |
住所 | 東京都中央区銀座6-4-16 |
MAP | |
公式サイト | https://www.whitestone-gallery.com/ja |
SNS一覧 |
※画像とテキストは、情報提供を受けてプレスリリースから引用
ad
この記事を気に入ったら
いいね!&フォローしてね
BuzzArt(バズアート)は、アートに「触れて・考え・繋げる」WEBマガジンです。美術館・ギャラリーの紹介から展覧会・アートイベントの最新情報の紹介・レポート・レビューをしています。
ad
-
前の記事へ
映像監督・写真家の林響太朗が作品展 「ほがらかに。」を東京・キヤノンギャラリー S にて開催 -
次の記事へ
木梨憲武の3度目となる全国巡回展『「木梨憲武展-TOUCH」SERENDIPITY-意味ある偶然』がグランフロント大阪にて2025年7月19日から開催
新着記事
ad
ランキング
-
1
「ハルカス×ガンダム with ガンダムワールドCONTRAST」...
135 Views -
2
世界で活躍する建築家・安藤忠雄氏の挑戦の軌跡を一望する展覧会「安藤忠雄展|青春」がグラング...
115 Views -
3
空飛ぶクルマ“Midnight” 実機サイズ・モデル機体展示について...
87 Views -
4
スタジオジブリ作品の名場面を立体造型物で紹介して魅力に迫る展覧会「ジブリの立体造型物展」が...
85 Views -
5
寺倉京古による個展『雲のまにまに / Where the Clouds May Lead』...
81 Views -
6
映像監督・写真家の林響太朗が作品展 「ほがらかに。」を東京・キヤノンギャラリー S にて開...
80 Views -
7
木梨憲武の3度目となる全国巡回展『「木梨憲武展-TOUCH」SERENDIPITY-意味あ...
79 Views -
8
最優秀賞 賞金総額65万円!学生短編映画祭 FFF-S 第8回大会、いよいよ7月1日より4...
71 Views -
9
アニメ「鬼滅の刃」の刀鍛冶の体験ゲームや各柱の修行が一堂に会する展示などを体感できる特別展...
71 Views -
10
漫画『火の鳥』の物語構造を読み解き「生命とはなにか」という問いの答えを探求した展覧会「手塚...
64 Views
-
1
世界で活躍する建築家・安藤忠雄氏の挑戦の軌跡を一望する展覧会「安藤忠雄展|青春」がグラング...
-
2
スタジオジブリ作品の名場面を立体造型物で紹介して魅力に迫る展覧会「ジブリの立体造型物展」が...
-
3
空飛ぶクルマ“Midnight” 実機サイズ・モデル機体展示について...
-
4
映像監督・写真家の林響太朗が作品展 「ほがらかに。」を東京・キヤノンギャラリー S にて開...
-
5
木梨憲武の3度目となる全国巡回展『「木梨憲武展-TOUCH」SERENDIPITY-意味あ...
-
6
アニメ「鬼滅の刃」の刀鍛冶の体験ゲームや各柱の修行が一堂に会する展示などを体感できる特別展...
-
7
『奇界遺産』シリーズや『クレイジージャーニー』で人気の佐藤健寿写真展「U.F.O.」が東京...
-
8
漫画『火の鳥』の物語構造を読み解き「生命とはなにか」という問いの答えを探求した展覧会「手塚...
-
9
大人気漫画『るろうに剣心 ―明治剣客浪漫譚―』の30周年を記念した原画展「るろうに剣心展 ...
-
10
「可視化出来ない心象風景」などをテーマにしたアーティスト福田 沙千代による展示会『 揺蕩う...
-
1
世界で活躍する建築家・安藤忠雄氏の挑戦の軌跡を一望する展覧会「安藤忠雄展|青春」がグラング...
-
2
空飛ぶクルマ“Midnight” 実機サイズ・モデル機体展示について...
-
3
映像監督・写真家の林響太朗が作品展 「ほがらかに。」を東京・キヤノンギャラリー S にて開...
-
4
スタジオジブリ作品の名場面を立体造型物で紹介して魅力に迫る展覧会「ジブリの立体造型物展」が...
-
5
木梨憲武の3度目となる全国巡回展『「木梨憲武展-TOUCH」SERENDIPITY-意味あ...
-
6
『奇界遺産』シリーズや『クレイジージャーニー』で人気の佐藤健寿写真展「U.F.O.」が東京...
-
7
アニメ「鬼滅の刃」の刀鍛冶の体験ゲームや各柱の修行が一堂に会する展示などを体感できる特別展...
-
8
漫画『火の鳥』の物語構造を読み解き「生命とはなにか」という問いの答えを探求した展覧会「手塚...
-
9
大人気漫画『るろうに剣心 ―明治剣客浪漫譚―』の30周年を記念した原画展「るろうに剣心展 ...
-
10
「可視化出来ない心象風景」などをテーマにしたアーティスト福田 沙千代による展示会『 揺蕩う...
-
1
【Blog】ヨシタケシンスケ展かもしれないの行列が...
199349 Views -
2
【レポート】市立伊丹ミュージアムで開催中のヨシタ...
167405 Views -
3
【レポート】鬼滅の刃の世界観を様々な空間デザインで...
163373 Views -
4
【レポート】1月29日まで豊田市美術館で開催中の「...
49207 Views -
5
【11/30迄】Adobe MAX Japan 2...
46924 Views -
6
【アート】直島のベネッセハウス ミュージアム屋外作...
39774 Views -
7
【Blog】岡本太郎が放つエネルギー溢れる芸術を体...
34229 Views -
8
【レポート】東京会場では行列が絶えず大好評だった京...
28170 Views -
9
【Blog】大阪にある中之島美術館の領収書がオシャ...
17974 Views -
10
有村架純、初となる写真展「sou.」が福岡PARC...
17255 Views
CATEGORY
ARCHIVE
