NEW クレマン・ドゥニ個展『In Search of Light』が東京・ホワイトストーンギャラリー銀座新館にて2025年8月30日まで開催

現行シリーズから大作に至るまでを展示したクレマン・ドゥニ個展『In Search of Light』が東京・ホワイトストーンギャラリー銀座新館にて2025年7月25日から8月30日まで開催します。
クレマン・ドゥニ個展『In Search of Light』概要

クレマン・ドゥニ《Mud, Ombres d’eau》2021, 100.0 × 140.0cm,
パネル・カンヴァス・アクリル
この度、ホワイトストーンギャラリー銀座新館では、クレマン・ドゥニによる個展『In Search of Light』を開催いたします。
”絵を描くとき、私は触れることのできないものを探している-乱舞する光、移動する空気、嵐の前の静けさ、など。この探究のさなかで、思いがけないものを見つけた。すなわち「香り」である”
ー クレマン・ドゥニ
クレマン・ドゥニが探究してきた光・動性・記憶の痕跡をとどめた一連の作品を巡る旅-今展はこのように位置づけられよう。絵画と目に見えないものとの-そこでは、各々のカンヴァスが個人的な、特別な一枚となる。最終形としての絵画は、ドゥニのプロジェクト『風を描く』(調香師のウゴ・シャロンとのコラボレーションで製造されたフレグランスを絵画の一部に塗布)の本質を伝える。香りは風がそよぐようにたゆたい、言葉やイメージが捉えられないものを捉える。
展示される作品-『Oiseaux laissés pour trace(痕跡のための鳥)』などの現行シリーズから『Chroniques temporelle de Vétheuil I(ヴェトゥイユの儚い年代記 I)』といった大作に至るまで-は、この探究のものである。これらは、作家が「捉えられないもの」を掴もうとし、自然の律動に耳を澄まし、それを色彩とカタチに落とし込もうとした軌跡である。
ホワイトストーンギャラリー銀座新館の展示では、絵画が光と出会うところ、目に見えないものを触知できる静かな探索へとご来廊の皆様をいざないます。ひとつひとつの筆致や息遣いを通して、そこに光を感じて頂けることを願って。

クレマン・ドゥニ《Oiseau laissé pour trace (n°108 22)》2021, 15.0 × 20.0cm,
紙・アクリル

クレマン・ドゥニ《Chroniques temporelle de vétheuil I》2021, 145.0 × 190.0cm,
パネル・カンヴァス・アクリル
クレマン・ドゥニ(Clément Denis)プロフィール

クレマン・ドゥニポートレート
クレマン・ドゥニは1991年、フランスのソミュールに生まれる。現在はパリ郊外のヴェトゥイユを拠点に活動する。かつてモネの旧居に住んでいた経験があり、その地に根付く印象派の遺産から大きな影響を受ける。
パリ国立高等美術学校(École nationale supérieure des beaux-arts de Paris、ENSBA)を卒業し、フランスの著名なアーティストであり、フィギュラシオン・リーブル運動の中心人物であるフランソワ・ボワロン(1959年生まれ)に師事した。ヨーロッパ、アメリカ、アジアで個展やグループ展を開催。2024年3月には、台湾・基隆のZhengbin Harbour Museum of Artにてアーティスト・イン・レジデンスに参加。2019年には、Manifesto誌において「最も将来有望な新進アーティスト7名」のひとりに選ばれる。
作家紹介はこちらから: https://www.whitestone-gallery.com/ja/blogs/artist/clement-denis
開催概要
展覧会名 | クレマン・ドゥニ個展『In Search of Light』 |
会期 | 2025年7月25日(金)〜8月30日(土) |
時間 | 11:00〜19:00 |
休廊日 | 日曜・月曜 ※8月9日〜8月18日は休廊 |
会場 | ホワイトストーンギャラリー銀座新館1F |
住所 | 〒104-0061 東京都中央区銀座6丁目4−16 |
MAP | |
公式サイト | https://www.whitestone-gallery.com/ja |
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※画像とテキストは、情報提供を受けてプレスリリースから引用
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